取材日:2012年9月1日 活動領域を増やすチャンスを逃さずに一丸となって地域での活動を強化している埼玉県協会。今回は、インタビューに応じてくれた4名に、中小企業診断士としての活動に悩む人へのアドバイスを伺いました 県協会として仕事の領域を広げていくために ― 「組織として仕事を取ってくる」ために心掛けていること、受注するためのポイントはありますか。 高澤:埼玉が、なぜ仕事を取れるかと言えば、それなりの人材がいるからです。自分の受注ばかりに目が行く人はどんどん抜けていっています。地域の組織の重鎮が理事に入ってくれていることも大きい。そのため、地域で中小企業診断士の認知度や信頼度が高いのです。後進の育成に意識の高い人もいますし、診断士の底上げで動いてくれる人がたくさんいることが強みですね。だから、仕事の取り合いもありません。 松本:自分だけのことを考えてしまうような人は、自然に淘汰されていま