新春、あいさつ回りに励んでおられるビジネスパーソンも多いのではないか。いざという時に名刺を切らして焦らないためには、予備の名刺を手帳などに分散しておくのが効果的だ。 たまに名刺に関する夢を見ることがある。会社の大事な得意先の担当者と名刺を交換しようとして、手持ちの名刺が1枚もないことに気づいて大いに焦る夢だ。「あれ? ない? ない!」と名刺入れの中をすみずみまで探してみたり、カバンの中をまさぐってみたりするものの、結局1枚も見つからない。夢の中とはいえ、なんとも居心地の悪いシーンである。 実際こうした話は現実にもある。わずか1枚の紙切れとはいえ、やはりビジネスの現場においてはその有無が致命的な結果につながる場合もある。重要な商談前には念には念を入れて手持ち枚数をチェックするべきだろう。 チェックすることに加えて有効なのが、手帳や定期入れ、財布など、よく持ち歩く品の中に名刺を少量ずつ分散させ