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書籍要約に関するhipcityのブックマーク (7)

  • 「幼年期の終わり」で泣いた週末

    3回びっくりして、1回泣いた。SFで泣いちゃうなんてめずらしーなー、"アルジャーノン"以来だろうか… しかも、「アルジャーノンに花束を」にある哀愁だの同情といった誰かとシンクロした感情ではない。そういった感傷を超越して、自分ではどうしようもない、取り返しのつかないものを眺めている―― そんな気分を味わう週末。 「ブラッド・ミュージック」すげぇ、と唸ってたら、誠天調書の中の人が、セカイ系SFの傑作「幼年期の終わり」→「ブラッド・ミュージック」の順に読めという[参照]。でもって、読んでわかった、多くの人がSFオールタイムベストに挙げる理由が。そして、作の影響を受けた作品がたっぷりとあることも。 amazonレビューはこんなカンジ… 二十世紀後半、地球大国間の愚劣きわまる宇宙開発競争のさなか、突如として未知の大宇宙船団が地球に降下してきた。彼らは他の太陽系からきた超人で、地球人とは比較にならぬ

    「幼年期の終わり」で泣いた週末
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 学生必読「理科系の作文技術」

    文系理系は無関係、学生は全員読め。もう一度いう、学生は必ず読め。 「上から目線」だの「えらそう」だの批判上等(ご指摘の通りだから)。その上で重ねて言う、必ず読め。かくいうわたしは、そう言ってくれる先達がいなかった。ゼミ発表やビジネス文書で「揉まれて」身に着けた我流の技術なので、心もとないことおびただしい。 今では論文・レポートの作成技術に関するは沢山あるが、コンパクトな新書にここまで丁寧+徹底して「学生のレポート」に特化したものはない。「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」の第8位で、この手のランキングに必ず書が入っているところに、センセ方の苦労がしのばれる。 もちろん、ライティングの手ほどきを受けている方なら、「あたりまえ」のことばかり。しかし、その「あたりまえ」がないことでどれだけコミュニケーション・ロスが発生しているかゾッとさせられる。 たとえば、「事実と

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 学生必読「理科系の作文技術」
  • 「詩学」は原則本

    古典というより教典。小説、シナリオなど、創作にかかわる人は必読。 著者アリストテレスは、悲劇や叙事詩を念頭においているが、わたしはフィクション全般に読み替えた。フィクションを創造するにあたり、観客(読み手)に最も強力なインパクトを与え、感情を呼び起こすにはどうすればよいか?構成は?尺は?キャラクターは?描写は?「解」そのものがある。 これは、「現代にも通ずる古典」というのではない。二千年以上も前に答えは書かれていて、今に至るまでめんめんとコピーされてきたことに驚いた。書が古びていないのではなく、新しいものが創られていないんだね。 著者に言わせると、わたしたちヒトは、「再現」を好むのだという。この概念はミーメーシスといい、模倣とも再生とも翻訳される。現実そのものを見るのは不快で、その現実を模倣したもの――演劇だったり彫刻、絵画だったりする――を見るのを喜ぶのだという。彫刻や舞台を用いること

    「詩学」は原則本
  • 量子力学の巨人が生命の本質に迫る「生命とは何か──物理的にみた生細胞」

    アプローチは秀逸だが、「生命」そのものに対するズバリの答えはない。 むしろ、「生命体」や「生命活動」とは何か、といったお題が適切かと。生きている細胞の営みを物理的に定義しなおした場合、どのようになぞらえることができるか? について、実にうまく表している。 半世紀を経て、なお刺激的なのは、シュレーディンガーの「問いの立て方」が上手いからだろう。たとえば、「原子はどうしてそんなに小さいのか」という問いへのブレークスルーな答えがある。それは、この問いの言い換えによる。つまり、当は逆で、「(原子と比べて)人はどうしてそんなに大きいのか」という疑問に答えているのだ。 だから、「もし人間が原子に影響を受けるぐらいのサイズだったら、今の感覚器官や思考形態をとれない」という人間主義的な匂いが醸されて微笑ましい。なんとなく循環論法(?)と思えてくる。 いっぽうで、生物を「時計仕掛け」と見なすことで、さまざ

    量子力学の巨人が生命の本質に迫る「生命とは何か──物理的にみた生細胞」
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 名著!「日本人の英語」

    東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」で第5位。 特に京大のセンセが、「英語質がわかると言っても過言ではない」とか、「全学共通科目の英語なんぞ 100 年続けても、この1冊には適うまい」といった最大級の賛辞を贈っている。 著者はマーク・ピーターセン。明治大学経済学部の助教授(当時)。新入生の「異様な英語」から、修士や博士論文に出てくる「イライラする文」までを、達意な「日語」で説明してくれる。なぜ「異様」なのか、そしてなぜ「イライラ」するのかを理解するとき、英語の壁を一つ越えるだろう。 そういうわたし自身、単語をつなげたり拾ったりするだけなので、心もとない。次の例文は簡単なくせに面白い「読み」ができる。 a) Last night, I ate chicken in the backyard. b) Last night, I ate a chicken in

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 名著!「日本人の英語」
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「知的複眼思考法」はスゴ本

    タイトルは大仰だけど、いわゆるロジカルシンキング指南。ただし、そこらのロジシンと一緒にするなかれ。「知的複眼思考法」は今まで読み散らしてきたロジシンもので最高に腑に落ちてくるスゴなり。 これまでのロジカルシンキングは、定義と書き方の説明と例の紹介の集積にすぎない。曰く、「今なぜMECEか?」「MECEとは」「MECEの例、書き方」「MECEの実践」でオシマイ。 だから読んでもソレっぽい書き方はできるけれど、あくまで見た目。ロジカルシンキングから導出される「アウトプット」と同じ書式だけれど、ロジカルシンキングをしていない。 いっぽう、書の第3章の「問いの立てかたと展開のしかた」では、MECEとなるための思考方法を説明してくれる。実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。書いちゃ捨て、拾っては直しのスクラップ&ビルドが必要なんだが、フツーの指南はそこを省く。書には「デ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「知的複眼思考法」はスゴ本
  • 移動しました - ニューロンとワイヤの狭間から:楽天ブログ

    September 15, 2008 移動しました テーマ:今日どんなをよみましたか?(87649) カテゴリ:哲学・思想・自然学 このブログはcomfort.saloon.jpに移動しました。 該当する記事は「シュレディンガー著「生命とは何か」を読む」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする Last updated June 30, 2016 10:44:07 AM コメント(0) | コメントを書く [哲学・思想・自然学] カテゴリの最新記事 移動しました December 3, 2015 移動しました October 23, 2015 移動しました May 9, 2015 コメント(1) もっと見る

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