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ブックマーク / ganjoho.ncc.go.jp (4)

  • がんを防ぐための12ヵ条:[がん情報サービス]

    現在生きている私たちが、まったくがんにかからないようにすることは無理としても、ある程度はこれを防ぐことができます。そこで、日常の生活のなかで、「できるだけがんの原因を追放していこう」ということから生まれたのが、<がんを防ぐための12ヵ条>です。 この12ヵ条を積極的に実行すれば、がんの約60パーセント(禁煙で30パーセント、生活の工夫などでさらに30パーセント)が防げるだろうと専門家たちは考えています。一見、どれも平凡に思えるかもしれませんが、統計や実験データをもとにつくられており、しっかりとした科学的根拠に基づいています。そして、国際的ながん予防の指針にもつながるものなのです。 今日からさっそく生活改善を この12ヵ条は、とりたてて特別なことではありません。日常生活のなかで、少しだけ気をつければ、だれにでもできる簡単なことです。今まで無頓着だった日ごろの生活態度を、これを機会に総

  • 日本人のためのがん予防法:[がん情報サービス] 国立がんセンター がん対策情報センター

    がんは、予防することができる病気です。がんの原因やハイリスク集団が明らかにされ、具体的な予防法が開発され、がん予防対策が効果的に実施されれば、がんの発生率とそれに続く死亡率は確実に下がるでしょう。 これまでの研究から、がんの原因の多くはたばこや飲酒、事などの日常の生活習慣にかかわるものだとわかっています。1996年にハーバード大学のがん予防センターから発表されたアメリカ人のがん死亡の原因では、喫煙(30%)、事(30%)、運動不足(5%)、飲酒(3%)の合計で全体の68%になりました。これらのがん死亡は、生活習慣の見直しによって予防できたものと考えられます。 生活習慣や環境は国によって違い、がんの原因の割合も国によって異なります。しかし、生活習慣の改善で多くのがんが予防できることについては、日でも米国と同様です。社会全体の対策として、一人一人の行動として、偏(かたよ)りのない科学

  • 食生活とがん:[がん情報サービス]

    人間で実際に起こっている事象を、統計的に検討する研究です。物・栄養素の摂取量の多少に代表される生活とがん発症との関連を言及するに当たって、疫学研究で得られた知見は重要な情報を提供します。 以下のような知見は、その生物学的妥当性や実験室での研究成果との統合によって、有用な情報となります。 (1) 観察型疫学研究 人間における事象を、統計的に観察するタイプの疫学研究のことを指します。 ・エコロジカル研究 集団を単位として、各集団の要因保有率と疾病罹患率との相関を検討する研究手法です。例えば、いくつかの地域において、栄養素Aの平均摂取量が高い地域ほどXがんの罹患率(りかんりつ)が高いという知見を提供します。 ・ケース・コントロール研究 患者さん(ケース)と対照(コントロ−ル)との間で、過去の要因保有率を比較する研究手法です。例えば、Xがんに罹患した患者さんの病気になる前

  • 喫煙とがん:[がん情報サービス]

    喫煙は、さまざまながんの原因の中で、予防可能な最大の原因です。日の研究では、がんの死亡のうち、男性で40%、女性で5%は喫煙が原因だと考えられています。特に肺がんは喫煙との関連が強く、肺がんの死亡のうち、男性で70%、女性で20%は喫煙が原因だと考えられています。 がんの予防のためにはたばこを吸わないことが最も重要です。現在たばこを吸っている人も、禁煙することによってさまざまながんのリスク(がんになる、またはがんで死亡する危険性)を下げることができます。 喫煙は、たばこを吸う人だけでなく、たばこを吸わないまわりの人にも肺がんなどの健康被害を引き起こします。 喫煙は、がんだけでなく、冠動脈心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳卒中など循環器の病気、肺炎や慢性閉塞性(へいそくせい)肺疾患(COPD)など呼吸器の病気の原因でもあります。 たばこの煙の中には、たばこ自体に含まれる物質に加えて

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