印刷 心の病で休職する公立学校の先生の約半数は、その学校に勤めて2年未満だったことが文部科学省の調査で分かった。文科省が22日、全国の公立小中高校や特別支援学校などの教員について、2010年度の休職状況などを公表した。 病気休職者は8660人(前年度比33人増)で、在職者に占める割合は0.94%。割合も人数も過去最高だった。このうち、うつ病や適応障害といった精神疾患が原因だったのは5407人。過去最高だった前年度(5458人)よりわずかに減ったものの、高止まりしている。年代別では50代に多い傾向があった。 今回は、精神疾患休職者が休職発令の時点で所属校に何年勤務していたかを初めて調べた。「6カ月未満」が6.2%、「6カ月〜1年」が17%、「1〜2年」が22.5%で、45.7%が2年未満だったという。 関連記事辞める新人教員、10年間で8.7倍 「心の病」急増(11/8)全教員ストレス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く