北海道旭川市の旭山動物園からヨーロッパフラミンゴ1羽が逃げ出し、26日午前、動物園から約120キロ離れた小樽市の銭函海岸でその姿が確認された。 動物園ではフラミンゴの動きが鈍る夜になるのを待って捕獲作戦に乗り出す考えだ。 フラミンゴはこの日午前、海岸近くの水辺をゆっくりと歩いたり、くちばしを水の中に突っ込んだりしていた。集まった数人の野鳥愛好家たちは、約100メートル離れた場所から驚いた様子でその姿を撮影していた。 南幌町の無職男性(69)は「最初はシギかと思ったが、こんなところでフラミンゴが見られるなんて…」と驚いていた。