動画はこちら東京・丸の内を走る「RODEM」(18日午後、東京都千代田区で)=守谷遼平撮影 NTTドコモや三菱地所などは18日、東京・丸の内地区で、観光客に1人乗りの移動機器「RODEM(ロデム)」を無料で貸し出す実証実験を始めた。タブレット端末が搭載されており、利用者は周辺の飲食店情報などを確認しながら街中を回ることができる。ドコモなどは新たな観光客へのサービス開発に生かす考えだ。 ロデムはロボットメーカーの「テムザック」(福岡県)がもともと介護用の電動車いすとして開発したもので、手元のレバーで操縦し、時速6キロ・メートル程度で走ることができる。 複数の体験プランが用意され、「歴史体験ツアー」では、タブレットの動画で歴史的建造物の解説を受けながら決められたコースを巡ることができる。AR(拡張現実)技術でタブレットに表示される飲食店情報を見ることも可能だ。 実証実験に用意したロデムは3台。