中国の写真専門誌などが主催する全国規模の写真コンテスト「“影像中国”全国撮影芸術大展」のドキュメンタリー作品部門で、当初の入賞作52点のうちコンピューターで修正されていた25点を含む27点が、このほど入賞を取り消された。4日付の中国英字紙チャイナ・デーリーなどが伝えた。 1等の作品も「修正」と判断され資格を失った。高速道路工事の現場を撮影した8枚組の写真だが、実際にはない山が背景に写っていたという。 同コンテストは今回が9回目で、昨年5月から作品募集を始め、1368人が計2万1870点を応募。12月にインターネット上で入賞作を公表したところ、1等となった作品が「修正されている」との指摘を受けたため、コンテスト組織委員会が調査していた。(共同)