▽薪ストーブが普及すれば電力を削減できる。オフグリッドという送電線に繋がない電気を自給する生活は理想だけど、それだとエアコンでガンガン暖めることは難しいかもしれない。夏場は扇風機や日差しを避け、風通しをよくするなり工夫するとして、冬場の暖房器具として薪ストーブはかなり有効だ。何より電気がいらないし、燃料は木なので身近なところから調達できる。 ただ、日本の住宅事情として、マンションやアパートは無理だろうし、一戸建てでも周辺環境の都合で設置できないかもしれない。それと、燃料となる薪はどうするのか。人口は減り、空き家も増えているのに、供給場所になり得る身近な自然はどんどんなくなっている。確かに雑木林を所有していても、薪だけでなく落ち葉を堆肥にしたり、炭を作ったり、椎茸用のホダ木にしたりしなければ、ただただ毎年固定資産税でお金が消えていくだけだ。放っておいて木が倒れて周辺に迷惑をかけることもあるだ