福井県の西川一誠知事は14日、枝野幸男経済産業相との会談後の記者会見で、使用済み核燃料の貯蔵施設の収容能力が将来的に不足する問題に触れて「福井県だけで対応するわけにはいかない問題だ。電力を消費する地域でも、中間貯蔵とか、広く痛みを分かち合い、分担もお願いしなくてはいけない」と述べた。 これに対し、大阪市の橋下徹市長は15日、自身のツイッターで「福井県知事が大変有意義な問題提起をして下さった。正論だと思います」と反応。「貯蔵施設を受け入れるか、それともそのような負担を回避するために新しい電力供給体制を目指していくのか」と呼びかけ、「場合によって住民投票が必要になる」との考えを示した。