来年4月に武雄市図書館に大手コーヒーチェーン「スターバックス」が出店することが決まった。市が図書館の運営を委託する、レンタルソフト店「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」と「スターバックスコーヒージャパン」が提携関係にあることから実現した。地方自治体運営の図書館への出店は全国でも初めてという。 CCCとスターバックスは2005年、購入前の本をカフェ席でゆっくり楽しめる書店を全国に展開することで合意。今回、武雄市図書館ではこのコンセプトを発展させ、図書館の本や雑誌をコーヒーを飲みながら楽しめる新スタイルとして提案する。 現在、スターバックスは名古屋大と筑波大の図書館には出店しているが、自治体図書館では初のケース。CCCは「図書館とカフェの併設ではなく、融合に近い。これまでの図書館とは違ったイメージにしたい」と話す。 市はスターバックス出店などに