2007年はほんとにたくさん本を読んだ年だった。ここ数年なかったぐらい読んだし、こんなに感想をまめにアップしたのも初めてのこと。いつまで続くかしらんとちょっと悲観的なことをつぶやきつつ、2007年に読んだ本の中からベスト10を挙げてみよう。挙げてみたらとても10じゃ収まらなかったので、ベスト15+番外編。 1.コレクションズ(ジョナサンフランゼン) さんざん迷ったけれど、1位はこれだ! 内容が正しいとかテーマが壮大だとか素晴らしい名作だとか志があるとか、そういうことではなく、とにかく読んでいて「面白い!」「これ好きだーー!」と何度も叫んだ作品を挙げたい。2007年はそういう小説にたくさん出会った年だったんだけど、その中でも特にこれ。これが好きだった。泣いたり笑ったりしながら読んだ。壮大で繊細な家族の物語。 コレクションズ 作者: ジョナサンフランゼン出版社/メーカー: 新潮社発売日: 20