一階(日本で言う二階)は、当時ファミリーの寝室だった大きな空間が、 現在はジュール・ヴェルヌが集めた本の展示室となっています。 この家にはおよそ700点もの実際に彼が使っていたものたちが展示されていて、 机の上には彼が書いたと思われるメモ書き(復元コピー)などが並べられていました。 ジュール・ヴェルヌは1856年に出会ったオノリンヌ(Honorine)と1857年に結婚。 その時オノリンヌはすでに2人の小さな坊やがいて、 2人の間にもまた坊やが生まれ、3人のお子さんと奥さんの5人家族。 その頃はまだ成功していなくて他の仕事をしながら少しずつ書いていた時期で、 1863年に書いた「気球に乗って五週間」で人気が出て、 その後世界的にも有名になり1882年にアミアンのこの大きな家へ。 建物は1845から1854年にかけて作られたものだそうです。 二階(日本でいう三階)には「水上の旅(Les vo