「早起きは三文の徳」なんていうがこれは真っ赤なウソで、夜型人間の方が頭も良く、金持ちになる可能性が高いことが判明した。 スペインのマドリード・コンプルテンセ大学が、約1000人のティーンエイジャーを対象に調査をおこなったところ、早寝よりも夜更かしを好む人の方が、高収入が見込める“一流の仕事”ができる能力が高いとわかったそう。学校の試験などでは朝型人間の方が良い成績を残す傾向があるが、これは試験がおこなわれる時間帯が昼間であるためだと、同大学の研究者らは主張している。 実験では、被験者たちの習慣や体内時計などから朝型か夜型かを判断し、学校での成績に加え、問題解決などの能力を測定。その結果、夜型人間は朝型人間よりも一般的な知能の高さを示す帰納的推論能力が優れていたほか、概念的、分析的な思考力にも長けていることが明らかになったそう。これらの能力は革新的な考え方と関連しており、収入の高い一流の職業