2008年5月7日のブックマーク (3件)

  • “鈴木亜久里の冒険”終わる 大資本なしに困難なF1参戦 - MSN産経ニュース

    「昨日のことのように思いだされる」。鈴木代表が感慨深げに振り返ったのは2005年11月1日。F1チーム立ち上げを発表した会見のことだ。「あの日も壇上に一人、きょうも一人。だけど今は一緒に戦ってくれたドライバー、スタッフやファンの皆さんが付いてくれている」 現在のF1は多くのチームを自動車メーカーが直接所有し、資技術をかけて競い合っている。経費が高騰し、スーパーアグリのようなプライベートチームの参戦は困難だ。そんな状況に歯止めをかけようと、08年からは他チームのシャシーを購入しての参戦が認められるなど改革が行われるはずだった。 スーパーアグリも、改革を見越しての参戦だった。ところが実際には10年以降、完全に自社製作した車でなければ出場が認められなくなるなど、その後の状況は逆行した。スーパーアグリはホンダの前年型マシンの改良型を使用してきたが、これが不可能になるため、逆算すると09年には完

  • 夢の国産チーム志半ば…スーパーアグリF1撤退「苦渋の決断」 - MSN産経ニュース

    「苦渋の決断をくだすこととなった」−。スーパーアグリF1チーム(SAF1)が6日、資金難などを理由としてF1世界選手権からの撤退を決めた。チーム公式サイトに声明および鈴木亜久里チーム代表(47)のコメントが掲載された。エンジンやドライバーを日関連で構成した「夢の国産チーム」は志半ばにして姿を消すこととなった。 「昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSS United Group Company Limitedの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた」と苦しい台所事情を明かした。カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境の変化もあり、新たなパートナー探しが難航したという。 ホンダの支援を受けながら今までなんとか持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く厳しい環境の中で、今後も安定的に活動を継続して

  • スポーツナビ|モータースポーツ|鈴木亜久里代表「レースのできないF1には戻らない」 スーパーアグリF1撤退発表会見(1/3)

    自動車F1シリーズのスーパーアグリ・ホンダが6日、都内港区で緊急会見を行い、財政難のため同シリーズから撤退すると発表した。鈴木亜久里代表は「活動に終止符を打つことになった。安定的に活動を継続していく目処が立たず、苦渋の決断を下すことになった」と説明。11日に決勝を行う第5戦トルコGPには出場せず、チームは事実上解散する。  スーパーアグリ・ホンダは、2006年からシリーズに参戦したが、当初から資金面では苦しんでおり、外国企業との資提携も不調に終わった。それでも昨年はカナダGPで6位になるなど、佐藤琢磨が2度の入賞を果たした。会見ではこれまでの約2年半にわたる活動を振り返った鈴木代表が、佐藤やスタッフに勇気付けられてきたことに触れて言葉を詰まらせる場面もあった。  鈴木代表は、現行のルール上では3戦まで欠場することが可能と説明しながらも、シリーズには「戻らない」と宣言。フェラーリなど大手メ