ライゾマティクスが2016年に社内に新設したR&D部門「ライゾマティクスリサーチ」。ライゾマティクスがこれまで生み出してきた、数々の新しいテクノロジー表現の中核に常に位置してきた技術集団だ。 左から、ライゾマティクスリサーチ 花井裕也さん、西本桃子さん、共同代表の石橋素さん。手前が共同代表 真鍋大度さん。オフィス全体が開発ルームのよう。 研究開発から世の中に新しいものを送り出していく ライゾマティクスは設立10周年となった2016年、空間・建築を扱う「アーキテクチャ」、デザインによる課題解決を行う「デザイン」、そして研究開発要素の強いプロジェクトを中心に扱う「リサーチ」の3部門を新設した。リサーチは眞鍋大度さんと石橋素さんが共同代表を務めている。 「リサーチ」と名づけたのは、クライアントワークと研究開発のバランスを取るというスタンスを、社内外に明確に示したかったからだという。「受託中心から