癒着胎盤からの出血のため帝王切開中に妊婦が死亡した福島県立大野病院事件、あるいは、転送先の国立循環器病センターにて脳出血により妊婦が死亡した奈良県大淀病院事件について、医師のブログの間では概ね産婦人科医について好意的である。どちらの事件においても、診断や救命が困難な症例であり、医師の手落ちが死亡の原因ではないとみなされている。医師のかばいあいに過ぎないとみなす人もいるかもしれないが、いつも医師同士でかばいあうわけではなく、マスコミからバッシングを受けても医師からあまり擁護されない例もある。 病腎移植を行なった宇和島徳洲会病院の万波医師は、特に報道の初期のころはマスコミから激しいバッシングを受けていた。にも関わらず医師のブログでは擁護のコメントはあまり見られていない。大淀病院事件のときは第一報を報じた毎日新聞の記事を含め、記事の誤りが検証され、記者の名前が医学的に不正確な報道を行なうマスコミ