利益が出ているサービスが技術的負債を返すタイミング 川島:ラクスさんのブログを拝見したのですが、「かみせんプロジェクト」は素敵なお取り組みですね。 鈴木:ありがとうございます。ラクスは複数のWebサービスの利益化を実現していますが、10年以上運用しているサービスもあって、コードベースが陳腐化していたり、フレームワークが古かったりという課題があったんです。 また、一つのサービスが巨大化しているため、分担作業がしにくいという問題もありました。BtoBのSaaS領域は次々と競合が誕生しています。そうした状況の中、我々も新しい手を打たなければならないという危機感から「かみせんプロジェクト」の取り組みははじまりました。 川島:利益が出ている状況で大きく手を入れるのは難しい点もありますよね。BtoBですと、お客様への影響も大きいですし。 鈴木:そうですね。実際のサービスに反映させるのは簡単ではありませ