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2011年5月5日のブックマーク (1件)

  • 放下着 - 禅語を楽しもう♪

    【放下着】(ほうげじゃく)   によっては、じゃくを著と書いてあります。 「何もかも捨てた時に悟りが得られる。」というような意味です。ある先生は、こんな例えを話して下さいました。 「黒い雨傘をさしたまま、夜空が見たいと思ってその傘にツンツン針で穴を開けて努力しているのが悟りを求めている私達の姿だ。」つまり、傘を捨てればいいだけのことなのに、それにすら気付かない。 一生懸命作ったページを一気に消した時は当にサッパリしました。 一回、白紙に戻したら、それが一番良かったりするのは、芸術の世界でもあることです。河野たすく、という80才を超える画家さんの作品は、白紙に近い。「目利きの画商さんが、アトリエを訪れた時に下地だけのキャンバスを見て、これがいいと言い出したのが始まり」だそうです。 壁としか言いようのないその画面に映るのは心の映像。無心に壁を作る孤高の画家は、しかし、ある意味では