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ブックマーク / movie.maeda-y.com (3)

  • 超映画批評『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)

    『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中) 2010年2月6日からロードショー 2010年/日/カラー/163分/配給:角川映画 監督:石原立也 監督:武康弘 脚:志茂文彦 脚協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 人気が出るのもよくわかる入魂の一作 ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。 だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。 しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。 クリスマスが近いある日。

  • 超映画批評「2010年の総括」

    『2010年の総括』後編 東京都の条例改正問題 もう一つ、2010年を振り返って見逃せないニュースといえば、東京都の青少年保護育成条例改正問題であろう。東京都知事、石原慎太郎の強硬な発言の数々によって、大きな反発を受けているホットなニュースである。 そもそも普通に暮らしているものからすれば、あわてて規制強化するほど差し迫った問題ではないし、一般社会にそうしたコンテンツが脅威を与えているとは到底思えない。偉そうなことを言ってはいるが、どうせ児童ポルノ撲滅に血道を上げる外人どもにいい顔をしたいだけに決まっている。ポルノが溢れていたって、日人は連中ほどに児童性犯罪を犯してはいない。まったくもって余計なお世話、というほかない。 だいたい為政者側が、健全だの不健全だのといった価値観を語るあたりが押し付けがましい。傑作なら規制されないなどとツイッターで発言した副都知事もいるようだが、傑作かエロか、そ

  • 超映画批評「2010年の総括」

    『2010年の総括』 はじめに 繊細な心を持つことで知られる私であるが、通販おせちのあまりのしょぼさにショックを受け寝込んでいたため、年末年始の更新が滞ってしまったことをまずはお詫びしたい。 あの事件以来、伊達直人から励ましのお年玉が来ないか毎朝玄関を確認する日々ではあるが、とりあえず日から2011年版・超映画批評を始動したい。 なお通常の批評の更新は1月第4週目の作品からとさせていただきたい。それ以前の作品、たとえば話題の「ソーシャル・ネットワーク」の批評はネット上なら激映画批評、雑誌なら男の隠れ家 2011年 02月号で読める。興味のある方はぜひ手に取っていただきたい。なお男の通販CLUB Emo-bのコラム欄では、当サイトに書かなかった作品紹介をする事もある。 そんなわけで、新年最初は昨年度の総括から入りたい。例年通り、お暇な方だけお付き合いいただきたい。 好調だった紅白視聴率 昨

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