ブックマーク / www.anlyznews.com (3)

  • 日本では女性への暴力は少ないと言う調査結果に困惑するフェミニスト

    ask.fmで紹介されて拝読したのだが、大阪府立大学人間社会学研究科で学位を取得したフェミニストの小松原織香氏(font-da氏)が、「女性に対する暴力被害は、EUと比較すると、少ない。暴力の形態に限らず,EUのほぼ半分である」と言う龍谷大学の津島教授と浜井教授の調査結果*2に困惑をして難癖をつけていた*3。フェミニスト vs 犯罪社会学と言うのが興味深いが、それはさておき難癖になっていることを言及しておきたい。 小松原氏は、 性差別が強く性教育が行き届いていない国では、被害者が自分が暴力を受けていてば、それに気づかず、「暴力であること」自体を認知できない。 ので津島・浜井の結論は支持できないと言うのだが、さすがに日に夫に殴られた事を暴力だと認識できないはいないであろう*1。 性的暴力であれば、夫婦間での性的暴行を法的に認めない社会であれば、夫と不意ながら性行為を行なっても性的暴行だ

    日本では女性への暴力は少ないと言う調査結果に困惑するフェミニスト
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2018/10/30
    龍谷大学の先生による実際の調査に基づいた研究結果に対して、可能性、蓋然性だけを示して結論をほぼ否定しているように見えるんだよねえ。具体的に「この調査のこの手法がおかしい」と云う形で否定すべきではないか
  • 社会構築物としての“自然科学”の例は、微積分ではなく優生学であるべき

    連続で話の種になってしまって申し訳無いのだが、稲葉振一郎氏の著作『経済学という教養』の中で、ポストモダン人文系知識人の認識的相対主義について、稲葉氏流の解釈を行なっている箇所にツッコミ所があったので記しておきたい*1。 そこではポストモダン思想家を全面的に否定するのではなく、「科学外的な世間からの圧力が、科学を歪めてしまう」例があって、それで「自然科学は…『これが真実だ』と人々に思いこませることによって世界を支配している」と言うトンデモな結論に行き着いたと言う話がされている。 この指摘自体は間違いとも思わないのだが、例として出されているのが微積分なのがよろしく無い。優生学かルイセンコ騒動あたりにして欲しい。 1. 実用目的の数学研究もあるが、知的好奇心の寄与が大きい 問題部分はネットで公開されているが、引用する。 科学の社会的非制約性について極端な例を挙げれば、古代ギリシアやインド、あるい

    社会構築物としての“自然科学”の例は、微積分ではなく優生学であるべき
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2018/07/11
    正当なツッコミに読める
  • リフレ派の「(もう大して)経済成長しない」への反応にある誤謬

    社会福祉士で社会運動家の藤田孝典氏が、過去データから「(もう大して)経済成長しない」と言ったのに*1、リフレ派の皆さんが色々と文句をつけている。経済成長の余地が小さいので、低成長を前提に政策を考えましょうと言うのが、なかなかリフレ派には受け入れ難いようだ。「経済成長をしなければ皆が貧しく不幸になる」と言うような批判している。しかし、これはひどい誤読である。 1. 経済成長率≠生活水準 具体的には「今の我々の生活は経済成長の賜物だ。経済成長がなければ、教育や娯楽もなく、疫病や災害で大量死し、職業も住む場所も服すら選べず、飢え死にや人身売買が当たり前になる」と非難しているジャーナリストがいたのだが、最初の文はともかく、続く文は論理的におかしい。経済成長は差分だ。経済成長によって生活が豊かになるのはそうであるが、経済成長が無くてもマイナス成長でなければ生活水準は下がらない。 2. 経済成長しない

    リフレ派の「(もう大して)経済成長しない」への反応にある誤謬
    hiroharu-minami
    hiroharu-minami 2018/06/04
    デフレ不況下の日本が住みやすかった人達(高齢者富裕層)が大勢居て、その人達にとってマイルドインフレ下の経済成長はあまり利が無いので「今まで通りで」ってなるのよね。で、その人達の政治力のが強いのよね。
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