連結純損益、323億円の赤字=債務超過は回避―オリンパスの9月中間決算 時事通信 12月14日(水)15時26分配信 オリンパスは14日、2011年9月中間連結決算を発表した。業績見通しの悪化に伴って繰り延べ税金資産を取り崩したことなどで、純損益は323億2900万円の赤字(前年同期は38億600万円の黒字)だった。営業利益は前年同期比21.6%減の175億3500万円。また、9月中間期末時点では債務超過への転落を回避した。 売上高は0.7%減の4145億円、経常利益は50.8%減の94億7600万円。自己資本比率は11年3月末時点の11.0%から4.5%に低下した。 オリンパスは同日、07年3月期以降、過去5年分の決算内容を修正する訂正有価証券報告書を関東財務局に提出。東証は報告書を精査し、同社株の上場維持または廃止を判断する。 同社は、過去の巨額損失隠しの発覚を受けて中間決算の公