2度の流産を経験し、妊活を一時中断。 私は保育園で働き始めた。 保育園では、私の信じてきた保育が一切通用せず、生まれて初めて大きな挫折を味わった。 これとは別に、妊活のことも、いつも頭を悩ませていた。 妊活のこととこれまでの経緯は、保育園に話していて。 ありがたいことに、「いつ妊娠しても構わない」と言われていた。 担任を持っていたこともあり、主任にも園長にも、何度も確認した。 答えはいつも、 「フォローできる体制は整ってるから、いつ妊娠しても大丈夫!」 というものだった。 その言葉に背中を押されつつも、なかなか妊活再開には踏み切れず。 実際に妊活を再開したのは、2度目の流産から半年後のことだった。 「私は別に欲しくない。あなたのためだけに頑張るんだからね。」 当時、この酷いセリフを、私は夫に繰り返し繰り返し伝えていた。 傷つくのが怖くて。 期待するのが怖くて。 また裏切られるのが怖くて。