「あれ、月ってこんなだったっけ???」と一瞬、戸惑った方は大正解。 私たちの月は約27.5日かけて地球のまわりを1周しながら、同じペースでゆっくりと1回自転しています。だから地球から見える月の姿はいつも同じで、その裏側を見るチャンスはありません。 今回、宇宙気象観測衛星Deep Space Climate Observatory(DSCOVR)から観測した月をNASAのカメラで撮影し、アニメーション化したのがこちらの動画です。餅をつくウサギのいない月の姿と、そのうしろで青く輝く巨大な惑星・地球。なんとも不思議な光景ですよね。 ちなみに、月がいつも地球に同じ面を向けている理由は、その重心の位置が関係しているようです。国立研究開発法人・科学技術振興機構が運営する「理科ねっとわーく」は、その仕組を次のように説明しています。 月の形をよく調べてみると、西洋梨のように、ややいびつな形をしています。し
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