ユート・ブレーンLLC合同会社は、毎年恒例の「世界の医薬品メーカーランキング2006-決算期版」をまとめた。 100億ドルを超えるメーカーは14社あるが、これだけの規模になっても、6社は2桁増であり、マイナスはブリストル・マイヤーズスクイブとアボット・ラボラトリーズの2社だけ。 日本でトップの武田薬品は、糖尿病薬アクトスが急増して12.3%増と好調だったが、100億ドルには3.9億ドルほど届かず、16位となった。 上位40社のうち、米メーカーが17社を占め、日本が6社、ドイツとスイスが3社で、他の国は2社か1社だけとなっている。 17位のジェネンテックが40%増の92.8億ドル、19位でジェネリック主体のテバ製薬工業は、2005年に買収した米アイバックスのフル寄与で61%増の84.1億ドルとなったため、日本のメーカーでは、アステラスが前年の17位から20位へ、第一三共は20位から22位へ下