ESBL産生腸内細菌菌血症に対するPIPC/TAZ vs カルバペネム Empiric Piperacillin-Tazobactam versus Carbapenem in the treatment of bacteremia due to Expanded-Spectrum Beta-Lactamase-producing Enterobacteriaceae*1 PLoS ONE 11(4): e0153696. doi:10.1371/journal.pone.0153696 【背景】 ESBL産生腸内細菌はESBLが蔓延している国々では菌血症の原因として比較的多く、高い死亡率と関連している。また、治療選択肢にはカルバペネム系薬剤が考慮される。PIPC/TAZがカルバペネムと同等に効果があるかは検証したデータが限られている。 【方法】 シンガポールで多施設共同の後ろ向き観察研究