家庭内でマルチデバイス化が進み、ますます活躍の場が広がったNASキット。しかし、NASを導入する際には注意しておくべきことがある。それがHDD選びだ。 企業やデータウェアハウスでの利用シーンから始まったNAS――Network Attached Storage、ネットワーク接続ストレージ。数年前であれば一般ユーザーにとっては触れる機会もなく、その名称を耳にすることもほとんどなかったNASも、今ではSOHOや家庭にまでその活躍の場を広げている。 ファイルサーバとしての用途のみにフォーカスされ、業務一辺倒だった機能も、個人での利用が増えるにつれてエンターテインメント機能の拡充やモバイル連携など、便利で楽しめるデジタルライフのハブとなりうる多機能型に変化してきた。 その中でも今、特に注目を集めているのはNASキットだ。Linuxをベースとし、2台~6台程度のホットスワップベイを搭載したNASキッ
大容量ストレージとして注目されているNAS。有線/無線LANの形でネットワークに繋ぐだけで、複数のPCやデジタル家電などでファイル/音楽/動画などの共有が可能だ。最近ではスマートフォンやタブレット機器で外出先からアクセスできる機能の需要も高まってきている。 しかし、NAS製品はさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか分かりにくい状況だ。安価な製品から高価なものまで、価格帯もバラバラである。「NASを導入したいけど、何を買えばいいか分からない」という人も多いだろう。 そこで今回は、NAS製品の種類と選び方について紹介する。この記事を参考に、自分に合ったNAS製品を選んでほしい。 無線LANルーターを利用して NAS環境を構築 NASをいきなり購入するのは気が引けるという方は、USB接続の外付HDDやUSBメモリーをつなぐことでNAS化できる無線LANルーターをまずチェックしてみよう。これら
今さら聞けない「NAS」のメリットとデメリット:SOHO/中小企業に効く「NAS」の選び方(第1回)(1/2 ページ) そもそも「NAS」とは? ネットワークの普及とともに、ここ10年ほどデータの保存先として急速に普及してきたのが「NAS」だ。テラバイト級の容量が手軽に保存でき、複数メンバーでの共有も容易、かつディスクの障害にも強いという特性もあり、法人ではもちろん、家庭用として導入される例も増えつつある。 本稿では、主にSOHO/中小企業において、NASを導入するための基礎知識を提供する。今回は連載の第1回ということで、USB HDDとの相違点のほか、NASのメリットおよびデメリットについて見ていこう。 まず「NASとは何ぞや?」というところから説明していこう。初歩の初歩からになるので、ある程度理解しているユーザーはスキップして、次のメリットおよびデメリットの説明に進んでもらって構わない
地デジ番組の録画データに大作ゲーム、仕事用のデータなど、今どきはサイズの大きいファイルを扱う機会が多い。しかも、メインマシンとしてノートPCを常用するユーザーが増えており、大容量HDDを搭載しやすいデスクトップPCに比べて、HDDの空き容量がひっ迫しやすくなっている。一般的な家庭でも1人1PCという環境が多いため、HDDの増設を真剣に検討している人は少なくないだろう。 そんな人にぜひオススメしたいのが、手軽でリーズナブルな「NAS」(ナス)だ。ほんの数年前までは、NASといえば「高価で難しいもの」と相場が決まっていたが、現在は驚くほど安く、しかも簡単に環境を構築できる。新製品も続々と登場し、個人向け大容量ストレージの新たな選択肢として注目されているのだ。 NASとは何か? 外付けHDDと何が違う? まずはじめにNASとはどのようなものなのか、簡単に説明しよう。 NASとは、「Network
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