自民党札幌市支部連合会は9日、「アイヌ民族なんて、もういない」などとツイッターに書き込んで問題となった金子快之札幌市議を、除名処分とすることを決めた。自民党は2008年6月に衆参両院が決定したアイヌを先住民族と認める国会決議に賛同しており、金子市議の発言は党議違反に該当するとしている。 処分の通知は、10日に金子市議に届く予定。通知の翌日から10日以内に異議申し立てがなければ除籍される。 金子市議は9日も同連合会の幹部らに対し、アイヌをめぐる国会決議は認めるものの、自らの発言は撤回できないとの考えを示したという。