米保険大手、アメリカンファミリー生命保険(アフラック)が1日に発売した日本郵政グループ専用のがん保険に、アフラックの既存の販売代理店が戦々恐々としている。自分たちが売るアフラックの主力商品に対し、半額の保険料を設定したからだ。激安の値付けと全国に張り巡らされた郵便局の強力な販売網。がん保険で圧倒的シェアを誇るアフラックだが、日本郵政が存在感を高めすぎるようだと、代理店との軋轢(あつれき)が生まれる可能性もある。 ◆顧客争奪を懸念 「われわれを見捨てるのか」。日本郵政が8月末、新たながん保険を10月1日から発売すると発表した直後から、アフラックの営業部隊にはこんな言葉が浴びせられている。声を上げたのは販売代理店だ。 代理店の反応もうなずける。アフラックの代理店数は現在約1万6000社だが、そのうち約8000社が個人代理店で、そのほとんどが同社の専属だ。生保各社の保険を取り扱う“乗り合い
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