日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。今回のテーマは、従来のレーザ読み書きヘッドの仕様をそのままに、1枚の12cmディスクで1TB記録を視野に入れる新規格「Archival Disc(アーカイバル・ディスク)」。今年3月にソニーとパナソニックが共同で策定したこの業務用光ディスク規格にはどんな技術が使われているのでしょうか? 1.「Archival Disc」とは 2014年3月に公表された、ソニーとパナソニックが共同で策定する、データアーカイブ用大容量光ディスク規格。現在1枚あたり300GBの仕様が策定されており、第