ヒストグラムは日本語で「度数分布図」と呼ばれ、ある集団の個々の数値の分布を視覚化するグラフです。データ数が少なければ、数字だけでも大体の傾向がわかりますが、データ数が多くなると、数字だけで把握することが難しくなります。そこで、ヒストグラムのグラフにすることで、その分布・ばらつきが一目でわかるようになります。 今回は、日常業務でエクセルを多用する筆者が、ヒストグラムの作成方法とグラフの解釈の仕方についてご紹介します。(Excelバージョン:Office2019) ヒストグラムとは?どんな特徴がある? 連続したデータを区切り、それぞれに対する個数のばらつき具合を示す度数分布。これをグラフとして表現したものが「ヒストグラム」です。横軸は階級、縦軸は度数を表します。 分かりやすいように、年齢で考えていきます。今回は、それぞれを以下のように区切りました。 子供:0~14歳成人:15~64歳前期高齢者