株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 本日の日経1面で、丸紅が、デンマーク風力発電大手ドン・エナジー(Dong Energy)が運営する英国の洋上風力発電所ガンフリート・サンズ(Gunfleet Sands)の権益の49.9%を取得すると報じていました。 デンマークは元々風力発電に熱心な国で、2008年の数字で国内総発電量の18.9%を風力から得ており、同国全体の発電容量で見ても24.1%が風力となっています。2009年の数字で風力の発電容量は3,482MW、標準的な原発で3.5基分です。 風力発電機製造はデンマークの有力な産業分野に育っており、生産の9割が輸出されています。最大手メーカー・ヴェスタス(