週プレNEWS TOPニューススポーツハマの番長・三浦大輔が語る「『俺は昔、横浜で25年投げてたんだぞ』って自慢できる。そんなチームになってきた」 ハマの番長・三浦大輔が25年間の現役生活を語った 今はなき横浜大洋ホエールズの最終戦で運命的にデビューした男は、暗黒時代と呼ばれた苦しい時代も、ただ横浜のために堂々と投げ続けた。そして初のCS出場、盛大な引退試合。“ハマの番長”・三浦大輔と横浜の物語。 * * * 「引退を発表してから、横浜の街全体で三浦大輔を送り出していただいて……本当に幸せ者です。成績を見たって、ここまでやってもらえる選手ではないですからね(笑)」 引退試合の数日後、三浦大輔はそう言って24年前の秋の日を思い出していた。 1992年10月7日。 横浜大洋ホエールズ最後の日に、ルーキーの三浦大輔は初登板を果たした。スタンドには大洋、そして引退するエース遠藤一彦の最後を惜しむフ