前回は、手動で各変更系のコマンドオブジェクトを作成していましたが、ADO.NETにはCommandBuilderという クラスが存在しており、それを使用することにより以下の効果を得ることが出来ます。 SelectCommandのみを作成し、それ以外の変更系のコマンドについてはCommandBuilderに自動生成させる。 ただし、上記の方法にもいくつかの制限があります。 CommandBuilderが各変更系のコマンドを自動生成するには、以下の条件を満たさないといけません。 クエリがただ一つのテーブルからデータを取得するようになっていること。 そのテーブルに主キーが設定されていること。 その主キーのカラムがクエリに設定されていること。 つまり、複数テーブルをJOINしているようなクエリ、または主キーが存在しないテーブルなどに 関しては、各変更系コマンドは自動生成されません。あくまでも1テー