4月5日開幕の関東1部、北信越リーグを皮切りに、全国各地で開催される「JFAプリンスリーグU−18 2009」は、全国の若きスター候補生たちが、45分ハーフでしのぎを削る高校、ユース年代最高峰のリーグ戦だ。前回に引き続き、今季のプリンスリーグの注目選手を紹介していきたい。今回は西日本の選手をピックアップした。 関西リーグでは、MF宇佐美貴史(ガンバ大阪・2年)とFW宮吉拓実(京都サンガF.C.・2年)はトップ昇格を果たしたが、彼ら以外にも注目選手は数多くいる。中でも注目なのが、FW杉本健勇(セレッソ大阪U−18・2年)、MF卯田堅悟(野洲高校・3年)、FW木村一貴(ヴィッセル神戸ユース・3年)の3人だ。 C大阪U−18の杉本は187センチの大型FWであるが、所属チームではサイドアタッカーとセンターバックをこなすなど、ユーティリティープレーヤーの側面を持つ。空中戦の強さはもちろん、懐が深く