ブックマーク / minesweeper96.hatenablog.com (3)

  • 2014年、漫画ベスト50 - From The Inside

    今年も良い漫画がたくさん読めました。当にありがとうございます。特に良かったもの上位50作品について書きます。選出条件は「2014年1月1日から2014年12月29日までに商業流通で単行が刊行された新作」です。 昨年の様子はこちら。 では50位から。 第50位 ▽ 久住昌之、土山しげる『漫画版 野武士のグルメ』 『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』の久住昌之先生のエッセイを『極道めし』の土山しげる先生が漫画化。定年退職を迎えた主人公・香住武が、昼間からビールを飲んで焼きそばをべたり、タンメンをべたり、麦とろ飯をべたり、トースト定べたりする漫画です。 おっさんがご飯をべているだけなのに、なぜこんなに面白いのか。自分のことを野武士だとか言っちゃうあたりがおもしろいのか。それとも土山先生の絵だからなのか。ふと冷静になると「俺は何を読んで喜んでいるんだ……」となりますが、それはそれとし

    2014年、漫画ベスト50 - From The Inside
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    hiroroEX 2014/12/30
  • 2013年、漫画ベスト30 - From The Inside

    今年も素晴らしい漫画がたくさん出ましたね。10作品に収まらなくて、最終的に30作品を並べることにしました。楽しい。2013年1月1日から2013年12月28日までに出版された単行から選出しています。では30位から。 30位 ▽ 武富健治『惨殺半島赤目村』(1) 『鈴木先生』の武富健治さんによる新作は、趣味全開っぽい「閉鎖的な村でのサスペンスもの」。都会からやってきた医師・三沢が、かつての観光開発の失敗を聞かされたり(朽ち果てた観覧車!)、村社会の困難に直面したり(住人が集まる居酒屋で「どうも」で挨拶を済ませたら「礼儀を知らん男やのう……」とか詰め寄られちゃう)、謎の事件に巻き込まれたり(子どもが崖に突き落とされたり行方不明になったり)、村の暗部っぽい風習を見つけちゃったり(隔絶された集落と、村営の娼婦小屋)しつつ、自らのサイコメトリー能力で真実に辿り着こうとするが……という正直なところ設

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    hiroroEX 2013/12/30
  • 平坂読『僕は友達が少ない』9巻の激烈な面白さ、あるいは「はがない」のこれまでとこれから - From The Inside

    激烈に面白かった…………! 僕は友達が少ない 9 (MF文庫J) 作者:平坂 読メディアファクトリーダ・ヴィンチ編集部Amazon 一気に読んでしまった。そして叩き付けるようにこの文章を書いている。なので、世の中の評判的に良いのか良くないのかは正直分かりません。ただ、僕にとって、これは激烈に面白かったということを記録しておかねばならないという強迫観念に近い想いがこの文章を紡いでいます。なに言ってんだ俺。 「ハーレムもの」の極北としての『僕は友達が少ない』 『僕は友達が少ない』、通称「はがない」は、いわゆるハーレム型ライトノベルです。というか、でした。実のところ、7巻の途中までは「売れてるみたいだし読んでおかないとな……」みたいな感じでした。でも7巻ラスト数ページですべてがひっくり返りました。 主人公の羽瀬川小鷹には友達がいない。目つきが悪さや死んだ母ゆずりの金髪といった外観から、ヤンキーと

    平坂読『僕は友達が少ない』9巻の激烈な面白さ、あるいは「はがない」のこれまでとこれから - From The Inside
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    hiroroEX 2013/08/24
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