そうなると、「本当は何も決められない人」だとバレます。なんとかごましてきた姿とのギャップが大きければ大きいほど、相手の失望も大きく、うまくいかなくなってしまいます。 「信用を失う」とは、パフォーマンス心理学で言えば、自己表現の統一性がないこと。ありもしない能力をあるかのように見せることは、「フレーム理論」とはかけ離れているのです。 では「フレーム」を決めるときに、何が決定的な依りどころとなるのでしょうか? まずは、自分の性格、長所、売りをとことん確認することです。そして、「これが売りだ!」というイメージを常に強調して見せることができるように準備しておきます。 先ほど例に挙げた協調性が第1の長所であっても、今は判断力をアピールするならば、スーツやシャツの選び方から髪形、メガネの形まで、シャープさが重要です。「見せたい自分」に徹底的に焦点を当てて表現していくことができる人が、リーダーになれるの