ブックマーク / president.jp (8)

  • 出会った人を必ず味方にする「フレーム理論」 (2ページ目)

    そうなると、「当は何も決められない人」だとバレます。なんとかごましてきた姿とのギャップが大きければ大きいほど、相手の失望も大きく、うまくいかなくなってしまいます。 「信用を失う」とは、パフォーマンス心理学で言えば、自己表現の統一性がないこと。ありもしない能力をあるかのように見せることは、「フレーム理論」とはかけ離れているのです。 では「フレーム」を決めるときに、何が決定的な依りどころとなるのでしょうか? まずは、自分の性格、長所、売りをとことん確認することです。そして、「これが売りだ!」というイメージを常に強調して見せることができるように準備しておきます。 先ほど例に挙げた協調性が第1の長所であっても、今は判断力をアピールするならば、スーツやシャツの選び方から髪形、メガネの形まで、シャープさが重要です。「見せたい自分」に徹底的に焦点を当てて表現していくことができる人が、リーダーになれるの

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  • 何にも長続きしなかった原因はこれだ! (2ページ目)

    図は、そのメカニズムを表したもの。目や耳から入ってきた情報は、視覚や聴覚をつかさどる「大脳皮質神経細胞(1)」の感覚中枢にまず入り、そこから「A10神経群(2)」と呼ばれる部位に送られる。「A10神経群」には、「危機感や感動」「好き・嫌い」「面白そう・つまらなさそう」などの感情をつかさどる神経核が集まっていて、入ってきた情報にこうした「感情のレッテル」を貼り付ける重要な役割を担っている。 なぜ重要なのかといえば、この最初に貼られたレッテルは、脳がその後に情報を理解・判断し、記憶するプロセスのすべてに影響を与えるためだ。最初に「好き」「面白そう」「やってみたい」というポジティブなレッテルを貼られた情報については、脳の理解力や判断力、思考力、記憶力は格段に威力を発揮する。逆に「大変そう」「つまらなさそう」「嫌い」といったネガティブなレッテルを貼られた情報に対して脳は活発に働かない。好きなことに

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  • 採用の自由 -採用面接で聞いていいこと、ダメなこと

    採用活動で面接官として駆り出され、応募者への質問で頭を悩ませた人も多いのではないだろうか。 採用面接において、就職差別につながる出自や思想信条についての質問はタブーとされている。しかし、バックグラウンドや内面に切り込む質問をせずに人物を見極めるのは容易でない。厚生労働省のサイトでは、就職差別につながるおそれがあるものとして、「尊敬する人物」や「購読新聞・雑誌・愛読書」があげられている。はたして、どのような質問ならセーフなのか。 「難しく考える必要はありません。原則的には何を聞いてもいい。経営者は、採用の自由を持っているのですから」 と解説するのは、採用トラブルに詳しい畑中鐵丸弁護士。いったい採用の自由とは何か。 「採用と解雇は、コインの裏表です。解雇は不自由であり、社員を1度雇ったら簡単にクビにできません。だからこそ入り口である採用段階では、使用者側に労働者を調査する権利が認められています

    採用の自由 -採用面接で聞いていいこと、ダメなこと
    hiroshi-sasada
    hiroshi-sasada 2014/07/22
    採用側にも縛りがあるんです
  • 「自分をはみ出す」-青島健太

    あおしま・けんた●1958年、新潟県新潟市生まれ。埼玉県立春日部高校を経て、77年に慶應義塾大学へ進学。81年に同大卒業後、東芝に入社。85年にヤクルトスワローズへ入団する。89年のシーズン終了後に現役を引退、翌年よりオーストラリアにて日語教師となる。91年帰国後、スポーツライター、キャスターとして活躍。鹿屋体育大学、流通経済大学、日医療科学大学の各客員教授を兼務する。著書に『長嶋的、野村的』『メダリストの言葉はなぜ心に響くのか?』など。 元気のいい人って頼りになる。からだの奥から発散される天然のエネルギー。スポーツジャーナリストの青島健太さんが、ラグビーのトップリーグの新人研修会で、約2時間の講演をした。アツく、やさしく、オモシロく。 テーマが『トップアスリートのコミュニケーション』。「即効性あるのみ」といきなりパンチを効かせ、実践的で軽妙なトークで新人選手たちをひきつけていく。メデ

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  • 「仲間で頑張ろう」って、学生かよって

    ビズリーチ 坂猛 1978年生まれ。名古屋大学工学部卒業後、JTB、リクルートエージェント(現リクルートキャリア)を経て2011年、ビズリーチ入社。現在、キャリアトレック(20代を対象とした転職サイト)プロデューサー。 このビズリーチのオフィスがある渋谷クロスタワーのエントランスには、毎月第3金曜日になると、ピザーラ渋谷店の配達員の人たちがずらりと並ぶんですよ。というのも、その日にうちのオフィスで社員全員参加のピザパーティがありましてね。いまは社員が300人以上いますから、エレベーターの前にいる人たちが何事かと振り返るくらいの量があるんです。ピザ60枚なのですが、たぶん渋谷エリアでいちばんピザを頼んでいる会社なんじゃないかな。 そのピザパーティなのですが、社長の南壮一郎いわく社員が2人しかいなかった時代からやっている「伝統」なんです。何のためかと言われれば、理由はちゃんとあります。 ベン

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  • 「大事なことは、やっぱり心ですね」-久保田五十一

    くぼた・いそかず●1943年、岐阜県生まれ。59年、美津濃株式会社(現ミズノテクニス株式会社)に入社。以来、養老工場にて一貫してバット製造に携わり、バット削り加工に精通する。60年代からプロ野球のバット製作も担当するようになり、中日ドラゴンズの落合博満選手(現監督)や巨人の原辰徳選手(現監督)、米ヤンキースのイチロー選手らのバットも手がける。2003年には現代の名工に選出。05年、黄綬褒章を受章。 いつも名人は謙虚である。先の日スポーツプレス協会(AJPS)の懇親会。「AJPS・AWARD」の表彰を受けたバット職人の久保田五十一さんはビールのコップに少し口をつけ、穏やかな笑顔を浮かべた。 「ありがたいですね。メディアの方から賞をいただくなんて、思いもよらなかった。僕が、バット作りを始めた頃はあまり日の当たる仕事じゃなかったものですから」 バット作り一筋55年。落合博満、イチロー、松井秀喜

    「大事なことは、やっぱり心ですね」-久保田五十一
  • 出身起業家ルポ「楽天、DeNA、サイバーエージェントで学んだこと」

    「みんなやる気に溢れていて自分も負けられないと思った」 登場する5人に共通していた発言だ。なぜ、社員がやる気になるのか。その裏には、がむしゃらに働きたいと思わせる企業側の巧みな仕掛けがあった──。 配属初日に営業先リストを渡された 今年3月に東証マザーズへ上場した「みんなのウェディング」。結婚式場の口コミサイトを運営する同社は、もともとDeNAの社内ベンチャーだった企業だ。現在も社長と2人の取締役がDeNAの出身者で、同社の文化が脈々と受け継がれている。 「特に大事にしているのは、『誰が言ったか』よりも『何を言ったか』を大切にする企業文化です」 そう語る社長の飯尾慶介さんは、出版取次大手のトーハンを経て2006年にDeNAに転職。入社した際、その「フラットな社風」に感動したと振り返る。それは会社を経営するうえで、最も大切にしている価値観でもある。 「DeNAでは新規事業などの議論が進んでい

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  • 創業半年の赤字企業に「いける」直感。出資するか

    孫正義氏がこれまでに経験したタフな場面をケーススタディの形で完全再現。 あなたは正しい判断を下せるだろうか。 Q. 創業半年の赤字企業に「いける」直感 1995年、マイクロソフトのウィンドウズ95が発売され、いよいよインターネットの時代が格的に幕を開けた。当時のヤフーは、創業半年で実績はなし。社員がたった十数人で先行きも不透明。さらに月額2000万円もの赤字を垂れ流す状態だった。A案は、100回に1回の可能性を信じて大勝負。B案は、何らかの実績を数字で上げられるまで、しばらく様子を見守る。 【A】出資する【B】実績を上げるまで出資しない(正答率50%) 創業半年で、社員はわずか16人。しかも、赤字が出ている。皆さんはそういう会社に100億円を投資しますか。セオリーで言えば、NOでしょう。到底、投資はできません。投資するかと聞かれれば、僕もまず首をタテにはふらないでしょう。 しかし、100

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