「涼しい下着」商戦が過熱…独走ユニクロを各社追撃 汗を吸収し、熱を放出する機能を高めた夏向け下着をめぐり、流通各社の販売競争が早くも過熱してきた。ユニクロが保温性に優れた冬物下着でヒットを飛ばしたことが刺激となり、各社は例年以上の力の入れようで「涼しい下着」に取り組んでいる。高機能を切り口に品ぞろえを充実したり、値下げしたりと巻き返しに懸命だ。 イオンの「クーリッシュファクト」(780−1480円)は、素早く汗を吸い、乾かすだけでなく、放熱に優れてひんやりとした感じが得られるのが特徴。昨年より1カ月早い3月から投入した。 西友は4月初旬、熱や湿気を吸収・放出する繊維「キュプラ」に化繊を混ぜ、肌触りが滑らかな「エコサラ」を897−1297円で発売した。白、青、ピンクなど最大5色のバリエーションをそろえ、「幅広い年代に売り込む」(広報室)と意気込む。 イトーヨーカ堂は値下げ戦略に打って出た。抗