福岡・太宰府天満宮宝物殿で2012年12月1日から2013年3月10日まで開催された展覧会『フィンランドテキスタイルアート 季節が織りなす光と影』。期間中は太宰府天満宮境内の様々な場所でフィンランドテキスタイルによるインスタレーションが行われた。 日本建築とマリメッコのテキスタイル 御祭神・菅原道真公が「学問の神様」「文芸・芸能・芸術の神様」として崇められ、古来よりアートと深い関係にある福岡・太宰府天満宮。その宝物殿でフィンランド・テキスタイルアートの展覧会が開催されるというので、東京よりはるばる福岡を訪れた。 太宰府の駅をでて、太宰府までの参道を歩くと、フィンランドを代表するテキスタイルブランド・マリメッコを象徴するモチーフ「Unikko(ウニッコ)」のバナーがはためいて来訪者を誘導していた。 フィンランドデザインアートの中でも自然との関わり色濃く感じることができるテキスタイルを中心に展