救出されたウクライナの子どもとその親。救出後もトラウマのケアなどの支援が必要だ(ウクライナ子どもの権利ネットワーク提供) この記事の写真をすべて見る 「キャンプに行く」と説明され、気がつけばロシアへ——。侵攻から4年半、今も続く子どもの連れ去り。国際社会は何を見落としているのか。 【写真】救出されたウクライナの子どもとその親。救出活動は年々困難になっているという * * * 「今も多くの子どもが、ロシアに連れ去られています。親が同意していない、完全な誘拐です」 ジャーナリストの志葉玲(れい)さん(51)は言う。 今年5月、志葉さんは約3週間ウクライナを訪れ、前線に近い東部の都市のクラマトルスクをはじめ、北東部のハルキウ、首都のキーウなどを取材した。 そして以前から気がかりだった「ロシアによる子どもの誘拐」について、キーウに拠点を置くNGO「ウクライナ子どもの権利ネットワーク」の

