先日、ネットワーク脆弱性スキャナ「Nessus」の作成元が、次期バージョンをオープンソースにしないと発表した。このニュースのおかげで、近々名称変更予定であるGNessUsプロジェクトの支援チームはこのところ急速に拡大し、大きな注目を集めている。 事の発端 は、10月5日にNessusの著作権を持つTenable Network Security社(1998年設立)が、Nessus 3.0をGNU General Public License(GPL)の下ではリリースしないと発表したことだ。同社は、GPLed 2.2.xシリーズは引き続き維持するが、近日リリース予定のNessus 3のソースは公開しないと明言した。これを受けて、10月10日までにGNessUsプロジェクトはNessus 2.2.5に基づく分派をスタートさせ、この分派を取り巻くコミュニティが早くも形成されつつある。 イギリスの