Microsoftは米国時間2月24日、セキュリティ勧告の中で、攻撃者が「Microsoft Office Excel」に存在するパッチ未対応のセキュリティホールを悪用しようと試みており、この脆弱性によりコンピュータの権限が奪われる可能性があると述べた。 この勧告によると、リモートでコードが実行される脆弱性を悪用する攻撃では、細工したExcelファイルを添付した電子メールを送信するか、Excelファイルを含むサイトにアクセスさせるかして、ユーザーにファイルを開かせることが、攻撃者にとっての必要条件となるという。 Microsoftは、現在セキュリティホールの修復に取り組んでおり、テスト完了後に修正パッチをリリースする予定だと述べた。「Windows」ユーザーはそれまでの間、信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った「Office」ファイルを開かないよう推奨されている。 影響