Java SEの「クリティカルパッチアップデート」では14件の脆弱性に対処した。このうち5件は極めて危険度が高く、システムを完全に制御される恐れもある。 米Oracleは、Java SEの定例セキュリティアップデートとなる「クリティカルパッチアップデート」(CPU)を2月14日付で公開し、Java Runtime Environment(JRE)とJavaFXに存在する14件の脆弱性に対処した。 同社のセキュリティ情報によると、14件の脆弱性はいずれもリモートで認証を経ずに悪用される恐れがある。中でも共通指標のCVSSベーススコアで最高値となる「10.0」のスコアが付いている脆弱性は極めて危険度が高く、Windowsプラットフォームではシステムを完全に制御される恐れがある。 これら脆弱性は、JDK/JRE 7 Update 2、JDK /JRE 6 Update 30、JDK/JRE 5.