米シマンテックは2008年1月7日(米国時間)、同社の公式ブログにおいて、米アップルの携帯機器「iPhone」で動作する世界初の悪質なプログラム(広義のコンピューターウイルス)を確認したことを明らかにした。 ウイルスは、「iPhone firmware 1.1.3 prep」というファイル名(パッケージ名)で、あるWebサイトに置かれていた。そのWebサイトでは、「An important system update. Install this before updating to the new 1.1.3 firmware(これは、重要なシステムのアップデートです。新しいファームウエア1.1.3にアップデートする前にインストールしてください)」として、iPhoneのファームウエアに見せかけてインストールさせようとする。 複数の報告によれば、この「偽ファームウエア」をインストールしても、