リオ五輪の救急指定病院、武装集団が襲撃 患者１人死亡 - 2016リオオリンピック：朝日新聞デジタル８月に五輪が開かれるブラジルのリオデジャネイロで１９日未明、市最大の救急病院を武装集団が襲撃し、警察との銃撃戦に巻き込まれた患者１人が死亡、看護師ら２人が負傷した。病院は五輪開会式が行われるマラカナン競技場にも近く、五輪中、観光客らの救急医療機関の一つに指定されている。地元では治安への懸念が高まっている。 地元メディアによると、銃や手投げ弾で武装した約２５人の麻薬組織メンバーが午前３時ごろ、警察の監視下で入院中だった組織幹部１人を奪還するため、病院を襲撃。警官との間で銃撃戦になり、流れ弾で患者１人が死亡し、看護師と警官がけがをした。麻薬組織グループは幹部を連れて逃走した。警察は事前に襲撃の情報を得ていたが、事件当時は警官２人しか警備にあたっていなかった。 病院があるのは国内空港から約３キロの市中心部で、マラカナン競技場からは約５キロの距離。 リオ市があるリオデジャネイロ… この記事は有料会
