ダイバーシティよりもインクルージョンを 日本ではいまだに「ダイバーシティへの対応が必要だ」と言われることが多いですが、海外ではもうダイバーシティは死語になりつつあります。日本のメジャーなマスコミ(どこかはいいませんが)でも、私が4月に受け取ったメールで「企業にはダイバーシティへの対応が強く求められており、その一環として『女性活躍推進』に取り組む企業が増加しています」と述べられており、日本の遅れにちょっと笑ってしまいました。 今海外では、ダイバーシティの代わりに「インクルージョン(Inclusion)だ!」と言われています。多様化を指すダイバーシティは多様な人材で組織を構成しようということでしたが、組織内の人材構成だけを変えてもあまり効果がなく、多様な人材をインクルージョン、すなわち「包含しないといけない=活用しないといけない」と分かったから、この流れが起きているのです。インクルージョンはダ