解散したロックグループ「ヒステリックブルー」の元メンバーが、埼玉県朝霞市の路上で20代の女性にわいせつな行為をしようとした罪に問われた裁判で、さいたま地方裁判所は懲役1年2か月の実刑判決を言い渡しました。 解散したロックグループ「ヒステリックブルー」の元メンバーで甲府市の二階堂直樹被告(42)は、去年7月、朝霞市の路上で20代の女性にわいせつ目的で後ろから近づき、手で口を押さえたとして強制わいせつ未遂の罪に問われました。 検察が、懲役1年6か月を求刑したのに対し、弁護士は、一瞬触れようとしただけでわいせつな行為にはあたらないなどとしたうえで、強制わいせつ未遂罪が適用されたとしても執行猶予が相当だと主張していました。 24日の判決でさいたま地方裁判所の任介辰哉裁判官は、「現場は街灯が少なく人通りがまばらで、被害者の口をふさいだり後ろから襲ったりしていることなどを総合的に判断すると、被告は継続