はじめに cpumasks は、Linuxカーネルが提供する特別な方法で、システム内のCPUに関する情報を格納します。 cpumasks 操作に関して、APIを含む関連のソースコードとヘッダファイルは以下のとおりです。 include/linux/cpumask.h lib/cpumask.c kernel/cpu.c include/linux/cpumask.h 内のコメントにあるように、CPUマスクは、システム内のCPUセットを表すのに適したビットマップ(CPU番号ごとに1つのビット位置)を提供します。CPUマスクについては、以前に カーネルのエントリポイント を扱ったパートの boot_cpu_init 関数を説明した部分で少し触れました。この関数は、最初のブートCPUをオンラインやアクティブなどにしたりする操作を行います。 set_cpu_online(cpu, true); s