Go はネットワークアプリケーションを手軽に書ける言語ですが、例えば 80 番ポートなど、 root でしか bind できないアドレスを Listen するアプリケーションを、 root でないユーザーで動かすのは地味に面倒です。 普通はソケットを bind してから setuid/setgid するのですが、 Linux では setuid が呼び出したスレッドしか適用されないという問題があり、 Go との相性が悪いからです。 参考 対処方法として、 Linux では capabilities を使って非 root ユーザーでも 1024 番以下を bind できるようにし、 Mac OS X などでは bind してから setuid するようにする。 先に root で bind したソケットを Go のプログラムに渡す。 2番めの方法を使うサンプルプログラムを書いておきます. $