本日(3月7日)付日本経済新聞は、角川グループホールディングス(GHD)が、本日から電子書籍向けの書き下ろし作品を100円で刊行すると報じた(記事『角川、100円の電子書籍』)。また、米アップルも昨日6日、日本で電子書籍事業に参入すると発表し、同市場の拡大が本格化する見通しとなってきた。 角川GHDが販売開始する『Amazonの3・11』は、電子書籍のみの販売となり、紙の書籍制作には約6カ月かかるが、印刷工程等が不要なため、2カ月間で発行したという。 また、幻冬舎は3月1日、『旅者の歌』(小路幸也)を5回に分けて配信する手法を採用するかたちで発売した。1回目を無料にして、2回目以降は315円と手頃な価格で順次配信、3月末までに配信を終了する。紙の書籍では文庫本や新書などの体裁が一定程度決まっている。一方、電子書籍では自由なページ数に分割して販売可能なため、ページ数を減らして安価な値付けで分
![電子書籍普及がついに本格化か…アップル参入、角川は1冊100円 主力各社出揃う](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb8d604f64f5a028ec98cc1a79272e88234cebdd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbiz-journal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Ftop_post_1281_20120108.jpg)